~ドクターキムの恵比寿☆四方山日記~


by egdc2004
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11月も残すところあと1週間。
気候は完全に冬型気圧配置になり、
インフルエンザの季節が毎年のお決まりごととしてやって来ます。

前回、100歳が当たり前の時代だと書きましたが、
なにも自然にそうなるわけではありません。

先日、両親の知人のご尊父について、
自宅での大往生のお話を聞きました。

<それはスゴイ!>と異口同音の歓声。

いまでは病院で散々死を引き伸ばされた挙句、
死ぬほうも看取るほうもクタクタになりながらご臨終を迎えるのです。
自宅で死んだら近所は猜疑の目で観るわ、警察は来るわ、
事情聴取に近いことはされるわで、大騒ぎになるわけです。
案の定、息子さんは憔悴しきっていたそうです。
一切の手当てを拒んだ当人は<最後の侍>だと周りから称えられたとか。

さて、長生きが当たり前な理由の一端は上記のごとく。
では如何に自立した老後を送るか?が本題にこめられています。

ズバリ、<それは歯>です。

<歯のない状態での長生き>
それがいまの日本の長寿であり、莫大な医療費とともに深刻な問題なのです。

何故ならば、歯のない無歯顎に近くなると、<寝たきり率>が上がるからです。
それによる経済的損失は2000万円から3000万円との試算が出され、
スウェーデンでは、1970年代に国家をあげて大規模な予防プログラムが導入されました。

その結果、今では80歳で、28本中 25本の歯が残せるようになったのです。
ひるがえって日本はどうか・・・

28本中 約9本・・・

これが日本の現状です。
スウェーデンはその後予防先進国としてその名を馳せましたが、
日本は先進国の中で歯の状態が非常に良くないとの残念な評判が・・・。

そう、日本は既に半世紀近く後れを取っているのです。
う~む、時すでに遅しなのでしょうか。

次回は日本の予防歯科の未来について考えてみます。

恵比寿ガーデンデンタルクリニック

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ペール・アクセルソン博士
Prof. Axelsson D.D.S.,ph.D.
元カールスタッド市歯科保健センター所長、スウェーデン王立イエテボリ大学歯学部予防歯科 主任教授。

“本当のPMTC”の提唱者。スウェーデン・カールスタッドでの30年にわたる臨床研究を通して、「成人でも97.7%歯を守れる」事実を証明。講演、執筆活動を通して、PMTCを中心とした予防歯科の普及に取り組み、“ミスター・プリベンション”と呼ばれる。オーラルケアは、博士とのパートナーシップによって、日本へPMTCの概念を持ち込みました。 ~出典: オーラルケア HPより~
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by egdc2004 | 2012-11-24 16:45 | 予防歯科

人生100年の時代に

2012年も残すところ2ヶ月をきりました。
今日も穏やかな晴天のもと無事一日が終わりました。

養老孟司さんが書いた<無思想の発見>という、
私にとって大変衝撃的な本があります。
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珍しく堅いタイトルだったこともあり、
あまり話題にはなりませんでしたが、
日本で生まれ育ち、ずっと疑問だったことの根本が、
まさに<目からウロコ>が落ちるように納得できたからです。
<バカの壁>より、数倍ガツンとやられたわけです。

西洋の代表的言語の英語などでは、
必ず<I speak Japanese>と主語を使います。
つまり<不変の自己>を信じて疑わない思想があります。

他方、日本人が1人称として使う、
主語のややこしさが書かれています。
例えば関西では相手のことを<自分>といい、
おばさんが小さい子に向かって<僕ちゃん、大丈夫?>、
あるいは殆ど主語を省いて会話が成り立ってしまいます。
<そんなこと言わなくったってわかってるよ>
但し、永遠不変どころじゃない、<諸行無常>だと。
そう、日本の底流にある考え方は<お釈迦様>だよ、
みんなが意識してないほどに、深く根付いているよ、と。

つまり、今日本で当たり前と思われている、
西洋的個人主義に筆者は疑問を持つわけです。
<永遠不変の自己>なんてどこにもないじゃないか、と。
そんなことは<年を取ればいやでも>わかる、と。

解剖学者である科学的な目は、
1年も経たないうちに人間の体は更新される、
しかも人生の1/3は寝ていて意識がない。
途切れ途切れの意識をつないで、
<自分だと思っている>に過ぎない、と説きます。

変わらないものなど何もない、
物質である限り変化(老化)し滅びる(死ぬ)。
ましてや季節が移ろうように人の心も変わる。
そこに思い至れば、
色んなことが受入れられそうです。

医療技術の進歩で、
寿命は飛躍的に延びていくでしょう。
けれども、世間をみれば不機嫌な人が増え、
経済で万事が推し量られるようになりそうです。

今一度、我々が幼かった頃のような、
何も言わなくても通じ合える<深い確信>の世間に
もう一度心を向けてみてはどうでしょうか。
家族や地域、社会関係が壊れそうないまこそ、
最良の原点を見つめ直したいものです。
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by egdc2004 | 2012-11-09 21:38 | 予防歯科

バカラのシャンデリア

今日は文化の日。
11月に入り、めっきり気温がさがりました。
短い秋がフェイドアウトしつつ、
ゆっくりと冬の気配が近づいてきます。

さて、EGDC近くのガーデンプレイスに、
今年もバカラのシャンデリアがお目見え。
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そして勿論クリスマスツリーも。
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寒いのは苦手でも、この風景なら、
年の瀬を楽しく迎えられますね。

いつの間にかクリスマスシーズンですが、
体調に気遣いながら素敵に過ごしましょう。

恵比寿ガーデンデンタルクリニック
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by egdc2004 | 2012-11-03 09:23