~ドクターキムの恵比寿☆四方山日記~


by egdc2004
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またまたお時間が経ってしまいました。
今度は何のジャンルからかな、と考えているうちに、
2013年もあっという間に残すところあと10日となりました。

さて、今回の主人公はアポロニア聖人。

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アポロニアという名称は現アルバニアに存在した古代都市と同名ですが、
ここでとりあげる聖アポロニアは、
ローマ帝国時代のアレクサンドリアで殉教したキリスト教徒の女性。
アレクサンドリアのアポロニアとも呼ばれます。
東方正教会・コプト正教会・ローマ・カトリック教会で聖人とされています。

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<ポルト大聖堂内に保管されている、
聖アポロニアの歯とみなされるものを含んだ聖骨箱>

では、彼女が聖人となった由来を紐解いてみましょう。

~言い伝えによると、彼女は歯を全て乱暴に引き抜かれたか、
粉々にされるという拷問を受けたという。
このために、アポロニアは歯科学や歯痛を患う者、
歯に関する問題全ての守護聖人として崇敬されてきた。
絵画においては、歯を引き抜くためのはさみ(時には歯)を手にした姿で描かれている。

ローマ・カトリック教会は、2月9日をアポロニアの祝日と定めた。
彼女は歯痛に悩む者に人気がある。
芸術作品では、彼女はペンチを手にしているか、歯を持つ姿で表される。
14世紀後半、フランスの写本からの啓蒙が広範囲に流布した。
アメリカ合衆国では、アポロニア像はポスターとして
歯科医院にふさわしいとみなされた。
彼女のペンチがはさむ聖なる歯は電球のように内側から光る。~

                        出展: Wikipedia

歯の治療を行うデンタルクリニックは不人気が定着していますが、
それは、国の予防へのコミットが依然としてなされず、
相も変らぬ修理屋としての外科的イメージが染み付いたのが一因でしょう。

もう治療中心では時代遅れも甚だしく、
世界の潮流は予防こそが健康を維持する唯一の方法だとの認識です。
100歳という寿命が珍しくなくなる近未来に、
歯を喪失して寝たきりが蔓延する恐ろしい社会が現実として透けて見えるのは
先進国の中では日本をおいてほかにありません。

いきあたりばったりの来院ではなく、
細菌検査やバイオセラピーなどを含めた予防のステップを、
出来るだけ早く構築することを切にお願いします。
政府がやらない以上、自分で守るしかないのですから。

ありがとうございました。

恵比寿ガーデンデンタルクリニック
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by egdc2004 | 2013-12-21 12:00