~ドクターキムの恵比寿☆四方山日記~


by egdc2004
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

8020運動のゆくえ

e0291823_18493287.jpg


やっと春の風に変化してきましたが、
花粉の猛威でくしゃみが止まりません。

やれやれの季節ですが、
年々楽になってきているので当然薬はパスで頑張ります!

さて、最近の調査で日本人の80才での残存歯率が上がってきたようです。
これはすごくいいことですね、明るいデータだといえるでしょう。
<8020運動とは、80歳で20本の歯を残そう>という世界的な運動です。

<歯の"8020運動" 達成率が大幅上昇>

それでもまだ平均すると、
残存歯数は28本中10本にも満たないのが現状ですから、
スウェーデンなどの予防先進国に追いつくためには国の関与が不可欠です。

80歳での残存歯数

検査や薬漬けの医療体制からの脱却は、
国民の健康のみならず、国の経済にも喫緊の課題なのですが、
中々重い腰をあげようとしないのが、歯がゆいところです。

医療の充実で長寿に向かうのは必定ですから、
元気に自活できる健康の基本が食生活にあるのは言を待ちません。

ただいつまでも待っていては人生の大切な時間の無駄というものです、
3ヵ月毎の北欧式メンテナンスとフッ素塗布にキシリトールを組み合わせれば、
必ずや快適な老後を迎えられることを確信しています。

スローガンはこれです。 <さあ、予防へ行こう!>

恵比寿ガーデンデンタルクリニック
[PR]
# by egdc2004 | 2013-03-07 18:50
皆さんが思う<歯医者像>、実は大外れですよ。
我々も国民の皆様にとっても、<予防こそが答え>なのです!

川邉 研次先生の説明です:

歯医者さんの平均収益がなんと21位。
実際これは事実だと思われます。

職業別年収サーチ

歯科が人気が無いのも当たり前で、
一人平均一時間2.5万円が世界的な標準の治療費の様ですが
日本ではたった16000円で、しかも機械器具は他の国よりも格段に高い
そして、その16000円ですら、一人の料金ではなく、4名から5名の料金。
時間給2000円台が歯科医師の時給です。
これで保険医療機関で最新の機器を取り入れてほしいという国民の要望は無理でしょう。
最新の機器を入れた歯科医院はよほどのあくどいことでもしない限りは無理。

なぜお医者さんも、歯医者さんも余程の高額医療でない限り
時間を費やせないのがわかりますよね。
実際の収益はスタッフの給与、機械の消費なども含めれば、
時間給は3000円以内でしょう。

一日一人の歯科医師が最大に治療ができるのは、
平均10名と言われます。日本ではその3倍は診ないといけません。

治療内容、素材が経済的な理由だけで決められています。
時間効率から、患者さんとの心からのお付き合いで、
治療を行わない予防医療を中心にしたいという意見は、
ほとんどの歯科医師が望んでいます。
(保険で行うことは法律で出来ません。医科も同じです)

国民が、望まないからと国は言い逃れますが、
わたしの医院では、絶対に国が治療ではなく、
予防を運営して欲しいと、患者さんか言われます。
それも20年以上予防にかよっていらっしゃる方が言われます。
(かわべ歯科は10年以上通院の方は70%以上です。)

治療に対しては民間保険が行うべきという意見が多いようです。
歯科医療は国民の健康を守る上で、
最も大事な呼吸と消化に関わっている入り口です。

健康の番人が歯科医療だと思います。
せめて弁護士程度の収益があれば、もっと予防は浸透するはずです。

今、歯を削って入れて、歯を抜いて、入れる、という歯科医療が、
金属の高沸で大きくその収益源を骨抜きにされています。
この時期に一気に国民が予防の必要性を声にすれば、国は動きます。

歯科医師の私どもがいくら予防を行いたいと言っても国は全く動きません。

ぜひ、この時に国民から予防を歯科医療の全てにと。。。
ご協力いただきたいとおもいます。

治療をして収益を得るという時代は終わりにし、
国民の健康を守って収益を上げる
本来の歯科医療のあり方を伝えたいと思います。

恵比寿ガーデンデンタルクリニック
[PR]
# by egdc2004 | 2013-02-16 13:39 | 予防歯科

月と六ペンス

『月と六ペンス』(つきとろくペンス、The Moon and Sixpence)は、1919年に出版されたサマセット・モームの小説。画家のポール・ゴーギャンをモデルに、絵を描くために安定した生活を捨て、死後に名声を得た人物の生涯を、友人の一人称という視点で書かれている。この小説を書くにあたり、モームは実際にタヒチへ赴き、ゴーギャンの絵が描かれたガラスパネルを手に入れたという。題名の「月」は夢を、「六ペンス」は現実を意味するとされる。

 - 出典 wikipedia -

e0291823_12161042.jpg


今を遡ること約30年前、
大学から帰る電車の中でモームの「月と六ペンス」を読んでました。

当時の新潮文庫は作家ごとに個性的な表紙が設えられており、
カミュはシルバー、といったように誰の作品だかがすぐわかりました。
本屋さんでこの表紙を眺めたり、
裏書を読んだりするのがとても楽しかった覚えがあります。

すると、面前のサラリーマンらしき男性から、
 ‘いやぁ懐かしいなあ、昔私も読んでました’と声をかけられました。
何故かこの時のことをあとからよく思い出し不思議に思いましたが、
この物語が非常に印象的だったことも関係しているのかもしれません。

今日、1月25日はサマセット・モームのバースデイ。
彼の作品では短編集がとても面白く「雨・赤毛」などの南太平洋ものや、
とくにドキッとさせられたのが「女ごころ」でしょうか。
女性像が特異で、一体どういう女性達がモデルになったのか、
思いを巡らせたものです。

本も最近では随分読まなくなりましたが、
もう一度同じものを読んでもまったく違ったものになるかもしれません。

みなさんも是非読み返してみてはいかがでしょうか。
[PR]
# by egdc2004 | 2013-01-25 12:33 | 日常
2012年も残すところ2週間あまり。
今年1年を振り返ると、世相や政治・経済ともに混迷が深まっているようです。

いつの世に生まれるか、それは運命としか言いようがありませんが、
簡単に変えられるものがあります。

それは<自分>です。

もっとも経済的で手間がかからず、乱世や暗い世間でも見方を変えられる。
つまり世の中を変えるのは大変だけれど、
アンタは変えられるでしょ、ということですね。

<元気ですかーっ!?>といってビンタを張るのが得意な方がいますね。
更に、<元気であれば何でも出来る・・・>と続きます。

中々いいこというな~と思うわけです。

何故なら言い方を変えれば、<健康でさえあれば、あとはどうってことない>。
これは普遍的な真理だと考えるからです。

世の中が変わらないから、もう駄目だ、と自殺するのは勿体無いことですね。
いずれ間違いなく三途の川を渡るときがくるわけですから・・・。

さあ、ここからが本題です。
ではどうすれば健康で自立した人生を送れるか。
ただし、重篤な基礎疾患があることは除外してですよ。

答えは~<なんでもむしゃむしゃ食べられるくらいの歯がちゃんとあること>
e0291823_11252531.jpg

簡単ですね、食べられなければ本来動物は生きていけません。

<寝たきり>率があがり、自立した生活を営むことが困難になる。
これに尽きます、結果的に介護や医療費などで経済的にも逼迫します。

2~3分の歯ブラシでは結果的に何もしな人と、
残存歯数は変わらないというデータがあります。
スウェーデンが定期的メンテナンスを義務化した理由です。

みなさんも是非、定期的メンテナンスに目を向けてみてください。
[PR]
# by egdc2004 | 2012-12-15 11:34 | 予防歯科
11月も残すところあと1週間。
気候は完全に冬型気圧配置になり、
インフルエンザの季節が毎年のお決まりごととしてやって来ます。

前回、100歳が当たり前の時代だと書きましたが、
なにも自然にそうなるわけではありません。

先日、両親の知人のご尊父について、
自宅での大往生のお話を聞きました。

<それはスゴイ!>と異口同音の歓声。

いまでは病院で散々死を引き伸ばされた挙句、
死ぬほうも看取るほうもクタクタになりながらご臨終を迎えるのです。
自宅で死んだら近所は猜疑の目で観るわ、警察は来るわ、
事情聴取に近いことはされるわで、大騒ぎになるわけです。
案の定、息子さんは憔悴しきっていたそうです。
一切の手当てを拒んだ当人は<最後の侍>だと周りから称えられたとか。

さて、長生きが当たり前な理由の一端は上記のごとく。
では如何に自立した老後を送るか?が本題にこめられています。

ズバリ、<それは歯>です。

<歯のない状態での長生き>
それがいまの日本の長寿であり、莫大な医療費とともに深刻な問題なのです。

何故ならば、歯のない無歯顎に近くなると、<寝たきり率>が上がるからです。
それによる経済的損失は2000万円から3000万円との試算が出され、
スウェーデンでは、1970年代に国家をあげて大規模な予防プログラムが導入されました。

その結果、今では80歳で、28本中 25本の歯が残せるようになったのです。
ひるがえって日本はどうか・・・

28本中 約9本・・・

これが日本の現状です。
スウェーデンはその後予防先進国としてその名を馳せましたが、
日本は先進国の中で歯の状態が非常に良くないとの残念な評判が・・・。

そう、日本は既に半世紀近く後れを取っているのです。
う~む、時すでに遅しなのでしょうか。

次回は日本の予防歯科の未来について考えてみます。

恵比寿ガーデンデンタルクリニック

e0291823_16381490.jpg
ペール・アクセルソン博士
Prof. Axelsson D.D.S.,ph.D.
元カールスタッド市歯科保健センター所長、スウェーデン王立イエテボリ大学歯学部予防歯科 主任教授。

“本当のPMTC”の提唱者。スウェーデン・カールスタッドでの30年にわたる臨床研究を通して、「成人でも97.7%歯を守れる」事実を証明。講演、執筆活動を通して、PMTCを中心とした予防歯科の普及に取り組み、“ミスター・プリベンション”と呼ばれる。オーラルケアは、博士とのパートナーシップによって、日本へPMTCの概念を持ち込みました。 ~出典: オーラルケア HPより~
[PR]
# by egdc2004 | 2012-11-24 16:45 | 予防歯科